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主催者インタビュー

第60回全国自治体病院学会

公益社団法人 全国自治体病院協議会 学会長 篠﨑 裕子 氏

公益社団法人 全国自治体病院協議会

学会長
篠﨑 裕子 氏
  1. Q1沖縄を開催地として選んだ理由をお聞かせください。

    全国自治体病院学会は、全国自治体病院協議会評議員会において、開催地が決定されます。同評議員会において沖縄を推薦していただき、開催を引き受けることになりました。2019年度に2021年度の沖縄開催が決定されましたが、新型コロナウイルス感染症の流行により、2020年度開催の奈良大会が2021年へ延期となり、沖縄大会も2022年度の開催となりました。沖縄開催決定当初は、学会事務局のある石垣島での開催を考えておりましたが、毎年参加総数が3,000名超の規模であるため、交通の便や宿泊施設の問題で断念し、沖縄の中心である那覇市での開催といたしました。

  2. Q2新型コロナウイルス感染症の影響が残る中での開催となったかと思いますが、リアル(ハイブリッド)開催を選択した経緯や、その理由についてお聞かせください。

    2021年度開催の奈良大会においても同時期の開催であり、新型コロナウイルス感染症が落ち着いていたため、沖縄大会時も流行期にはならないことを期待し現地開催を決断しました。また、参加者が共に新型コロナウイルス感染症と闘った全国の自治体病院の関係者であり、これまでの苦労をともに分かち合い、労う場としたかったことも後押しとなりました。

  3. Q3開催にあたり、主催者として工夫なさった点についてお聞かせください。

    観光立県である沖縄を前面に出し、交流会においてご支援いただいた「琉球國祭り太鼓」や夏川りみさんのミニライブ(シークレット)など、「おもてなし」に重点をおきました。県民公開講座では、平田大一氏率いる「現代版組踊チーム鬼鷲」による歴史劇や「ダイナミック琉球」の演舞をご披露いただきました。また、学会のポスターに石垣島のシンボルであるカンムリワシが琉球国王の玉冠をかぶった図柄を採用し、学会コングレスバッグも同じ図柄で、学会終了後も普段使いができるデザインにいたしました。

  4. Q4沖縄でのイベント開催を検討される主催者へのメッセージをお願いいたします。

    イベントの成功には、開催まで万全な準備が必要であると痛感しています。一緒にイベントを運営するパートナーとの信頼関係が何よりも大切です。
    沖縄での開催に当たって、コンベンションビューローのご支援や、那覇市国際通り商店街、地元企業のご協力をいただき沖縄色を存分にだすことができました。
    「いちゃりばちょーでー」※1 「ゆいまーる」※2の島、沖縄ならではだと思っております。
    ※1「いちゃりばちょーでー」:見ず知らずの人であっても、縁あって親しくなれば、お互い兄弟のようなものである。そこには何の隔てもないということわざ。
    ※2ゆいまーる:沖縄では一般に、共同的・相互扶助的なものとして捉えられていることば。

第60回全国自治体病院学会 第60回全国自治体病院学会
開催日 :
2022年11月10日~11月11日
会 場 :
那覇市(那覇市文化芸術劇場なはーと、沖縄県立武道館、ホテルコレクティブ)
主 催 :
公益社団法人 全国自治体病院協議会
代表者 :
学会長 篠﨑 裕子 氏 
参加人数:
2,762名(県外1,944名、県内818名)

スケジュール

1日目:
①開会式・総会
②総会プログラム
③分科会プログラム
④ポスターセッション
⑤共催セミナー
⑥企業展示
⑦交流会

2日目:
①総会プログラム         
②分科会プログラム
③ポスターセッション
④共催セミナー
⑤企業展示
⑥閉会式