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主催者インタビュー

日本進化学会第25回大会

一般社団法人 日本進化学会 日本進化学会第25回大会長 辻 和希 氏

一般社団法人 日本進化学会

日本進化学会第25回大会長
辻 和希 氏
  1. Q1なぜ沖縄を開催地として選んだのか、その魅力について詳しく教えていただけますか?

    非生物も含めた進化現象全般を取り扱うのが当学会の特徴ですが、研究の中心になるのはやはり生物です。亜熱帯気候の沖縄は、国内他地域では見られない多様な野生生物が生息する生態系のホットスポットであり、進化研究にとって国内有数のフィールドです。参加者の多くはもともと生物や自然が好きだったこともあり、沖縄への期待は非常に大きいものでした。また開催時期としても、今年度はコロナ後初の本格的な対面大会なり、オンライン大会では味わえない実地の自然や文化に触れたいという多くの会員の願いを実現することができました。大会後には、国立公園と世界自然遺産に指定されたやんばるに、学生会員を含む多くの大会参加者が訪れたと聞いています。

  2. Q2開催にあたり、主催者として工夫した点、こだわった点などについてお聞かせください。(総会、分科会、エクスカーション、その他について)

    子育て中の会員が無理なく参加できるように、おそらく過去最大の努力を払いました。全日程で授乳室とプロの保育士による保育所を設け、休憩室には親子で利用できるキッズスペースを設けました。この取り組みは非常に好評でした。また、夏休み期間中に開催されたため、家族で沖縄に来訪し、多くの参加者が延泊や事前泊を行うことが予想されました。そのため当時、県立博物館で開催されていた「みんなの進化展」への大会参加者割引を提供しました。さらに、懇親会も那覇市内のビーチサイドで開催し、こちらも大変好評でした。

    また、大会期間中に台風が接近する予報が出た際、会員の中には「早めの中止決定」を求める声もありましたが、主催者側は沖縄での公共機関の対応を柔軟に行いました。つまり、台風の進路予測が変動することがあるため、中止の判断は当日の朝に行うこととしました。これは「沖縄県民の知恵である」として説明しました。結果的には、台風が直撃する予報が外れ、キャンセルが発生したプログラムを除いて、ビーチサイドの懇親会を含む全プログラムを予定通り実施することができました。

  3. Q3沖縄でのイベント開催を検討される主催者へのメッセージをお伝えいたします。

    春から秋までの開催期間は、台風の影響が気になることでしょうが、県内の会場は台風に関して比較的柔軟な対応が可能です。特に懇親会会場を提供する業者はその点について非常に理解があります。実際、私たちの懇親会でも「台風による中止の場合、食材代の支払いのみで他のキャンセル料は発生しない」ということでした。実際には開催が実現しましたが、この取り決めは非常に良心的であると感じました。こうした事業者の対応もあり、台風の影響を過度に心配する必要はありません。安心して沖縄でのイベント開催を検討していただければと思います。
    (※台風に係るキャンセルポリシーについては各会場にお問い合わせください。)

日本進化学会第25回大会 日本進化学会第25回大会
開催日 :
2023年8月31日~から9月3日
会 場 :
琉球大学西原キャンパスおよび沖縄県市町村自治会館
主 催 :
一般社団法人 日本進化学会
代表者名:
日本進化学会会長・颯田 葉子 氏 日本進化学会第25回大会長・辻 和希 氏
参加人数:
390人

スケジュール

8月31日:シンポジウム、一般口頭発表
9月1日:シンポジウム、一般口頭発表
9月2日:基調講演、学会賞受賞講演、ポスター発表、高校生ポスター発表、懇親会
9月3日:ポスター発表、高校生ポスター発表、市民公開講座