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主催者インタビュー

OLC2021サテライト国際会議2022

OLC S-WS 2022組織委員会 組織委員長 山本  潤 氏

OLC S-WS 2022組織委員会

組織委員長
山本  潤 氏
  1. Q1沖縄を開催地として選んだ理由をお聞かせください。

    以前に、OCVBの視察支援事業を活用させていただきました。現地の会場はいくつか視察で訪れたことがあり、開催地として魅力は十分に感じていました。2021年に予定していた学会はオンライン開催になってしまいましたが、同施設の万国津梁館で行われた2019年の「コロイドおよび界面化学討論会第70回記念国際会議」や2021年3月にサンセットラウンジにて小規模会議に参加した学会関係者に、景色のすばらしさや本島北部の沖縄らしい雰囲気を味わえるという点で好評でした。今回のサテライト国際会議についても「万国津梁館で!」という声があったことが決め手になりました。

  2. Q2新型コロナウイルス感染症の影響が残る中での開催となったかと思いますが、リアル開催を選択した経緯や、その理由についてお聞かせください。

    2021年はハイブリッド開催で予定していました。しかし、緊急事態宣言中だったこともあり完全オンラインの開催になってしまったのが心残りでした。
    2022年はリアル開催という方向で進めていたが、欧州からの参加が難しいこともあり、一部オンライン発表を実施するハイブリッド開催なりました。また、ポスターセッションについてもオンラインでは臨場感がなくなるので対面での実施が良いと考えていました。
    同時にハイブリッド開催は、動画配信の準備等主催者の負担が増えることやオンラインになると気軽に参加できる反面、議論が活性化する点ではリアル開催に劣ると感じています。

    今回リアル開催をしたことで、学会の合間にも参加者が交流できる機会があり、その場面、場面がメモリーとなり、学会の印象が残ることを再度実感しました。
    そのような経験が、学会全体で目的に向かって士気を高めることができるのではと、再度Face to Faceで実施する意義、対面の大切さを感じました。

  3. Q3開催にあたり、主催者として工夫なさった点についてお聞かせください。

    今回は、ハイブリッド開催で一部オンライン参加の方もいらっしゃいました。沖縄の雰囲気をオンラインの参加者とも共有したいという気持ちがあり、中継で万国津梁館から見える景色、海の青さ、空の青さを放映しました。結果、参加者アンケートでも好評で、万国津梁館の素晴らしい景色はスクリーンを通してでも、あの景色は印象が強かったのではないかと感じています。皆で沖縄の雰囲気を味わうことができました。

    テクニカルな部分でいうと、前述した通り2021年は完全ハイブリッド開催の準備を行っていたが、オンライン開催となってしまいました。しかしその時の準備経験もあり、本学会では、担当者がそのテクニックを駆使して準備してくれたこともよかった点です。また、万国津梁館の現地スタッフも何回もご連絡を取り合っており、関係性が構築できていたことや施設も実績が豊富であったことで、スムーズにハイブリッド開催が出来たのではないかと考えています。とてもアットホームな雰囲気で開催ができました。ありがとうございました。

  4. Q4沖縄でのイベント開催を検討される主催者へのメッセージをお願いいたします。

    今回、沖縄県での開催は、海外からの参加者に高い評価を受けています。特に海に囲まれた自然の中での開放的に会議が開催できた点や、沖縄特有の文化や暮らし、食事などに触れることができたことも好評でした。会議の合間には、陽が注ぐガーデンに出て談笑する参加者の姿がありました。終始リラックスできる環境でサイエンスの議論を行うことができました。一方、今回は、大学院学生や若手の研究者も多数参加されており、彼らが将来、また国際会議などをプロモートしてくれることを期待しています。コロナ禍の影響も、徐々に和らいでおり、今後、台湾や韓国といった近場の海外からの多くの参加が期待できると思います。

  5. Q5参加者の声について

    今回、海外の参加者からも満足の声がありました。テラスホテルズ、万国津梁館のある本島北部では、那覇周辺では味わえないリゾート感、自然が豊かであることが魅力だったと思います。台湾からの参加者は次回はプライベートで家族を連れてきたいとの声があり、アフターMICEのエクスカーションも満足できる開催地であると思います。

OLC2021サテライト国際会議2022 OLC2021サテライト国際会議2022
開催日 :
2022年9月25日~9月30日
会 場 :
万国津梁館
主 催 :
OLC S-WS 2022組織委員会/一般社団法人日本液晶学会(共同主催)
代表者名:
山本 潤 氏
参加人数:
59名(海外5名※4か国、県外54名)

スケジュール

1日目:市民公開講座
2日目~6日目:学会(招待講演・オンライン招待講演・ポスターセッション)
4日目:エクスカーション・バンケット